京都大学大学院ドイツ文芸表象論奥田研究室最新情報

京都大学ドイツ文芸表象論(奥田)研究室
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文系研究者の環境~資料編⑤~(松波烈)

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やっと聴いたが風を待つ最高。
今回のSTUのシングルは驚異的出来ばえだ。原点制服の重さ、怒涛の傑作めじろ押しである。その中でも表題曲が頭一つ抜けてる。
ピンとは来にくい瀬戸内の声暗闇、今のところはペダルと車輪と来た道とぐらいかなと心配でもあった発足後約2年間の音楽的目立たない時期が吹っ飛び消し飛ぶような会心絶頂の曲だろう。風を待つ1曲があればご飯4000杯はいける。それほど効く曲だ。
ところで収録作品中表題曲が最上史上と言うと、日向坂デビューシングル表題曲も収録6曲中聴き応え最上だった(JOYFUL LOVEもひらがな/日向らしい曲だ。「らしい」中で最高の曲は今のところではハッピーオーラだろう。「らしい」にこだわらないならユニット曲だが線香花火が消えるまで)。それにしても、デビューには、満を持したのであろう小坂菜緒センター、そしてフロントに1期生最推し美玲と芽実(しかし聖母が3列目)、胸熱展開。といった新しい風が目白押しの近況で、48のほうも、御存知グループ最トップが卒業、例の研究生卒業など、いろいろな動きがある。
さて本シリーズだが、ここしばらくは、長濱ねる卒業や衛藤美彩卒業に落胆消沈し何も手につかなかった(のもあるし「エビフライデー」や「あんロケ」等チーム8コンテンツや坂口渚沙観るのに大忙しだったのだが)もので、もちろん鋭意継続するのですが、前回どこまで喋ってたかというと、先々月末にアンヘレス出張でドールハウs … ウェブ上でGoogleから文献PDFをダウンロードするというところまでだった。これは、世界中の(だろう)図書館(だろう)でスタッフだろう人々が文献をスキャンしているものだが、このスキャンするというのは、ようするにどんな本ででも出来るのだから、自分ででもやればいいことなのである。存在するどんな文書でもスキャンできるし、紙に限らず魚拓でもパイ拓でも疾風伝説でも作れるし、自分個人内利用に限るなら、読んだ本をスキャンして手元に置いておいていつでも参照することができるしタブレットに入れておけば読書できる。数万円のタブレットもいいが、Amazonひも付きタブレットのFireなど現時点5980円と爆安である(自分はタイムセール3480円で買ってる。4次元ポケットからも出てこなさそうなデバイスがバイト日給半日ちょっと分の金額で買える時代だ。マット・リドレーの言う通り)。それも7で十分。8以上はいくら高性能でも片手で持ちにくいようで携行使用に不便。
そう、文書・文献・資料・書籍は、それをうず高く誇らしげに積み上げる時代はもう終わっており、電子媒体―要するにPDFファイルにしてしまってゼログラム・ゼロスペース・ゼロベース革命の丘で所有してしまう時代なのである。単行本1冊が100MBとすると、10TBのHDDに10万冊が入る。研究者の一生に必要な量の10倍か10分の1だろうが、いずれにせよ、HDDの10TBとは、この記事で書いたBarraCudaなら現在4万980円である。10万冊を収める本棚は、一体何十万円かかるのだろうか。置き場所があるだろうか。しかもどの本も電子ファイルのように整理しやすく取り出しやすくはないだろう。書棚の価格は下がらないだろうが今後HDDいやさらにSSDの価格ときたら下がる一方だ。本は破損喪失焼失等のリスクに常にさらされるが、保存媒体を分散すれば電子データは限りなく安全である。しかもクラウドの時代だ。Googleドライブ10TB年額15万6000円と、経年劣化もし埃もかぶる数十万円の書棚と本の山と、どちらがトクだろうか。
それでも大方は本とかいう厄介な物品を所有したがるのだが、これは自分が「物体バイアス」と名付けている認知エラーに起因する病(認知バイアスは188あるがまだまだ見つかるだろう)で、書いてある事=コンテンツに用があるだけなのに本として物として手に取れるとヘンに安心してしまうのである。純然たる錯覚である。情報は情報だ。
自分が使っているのがエプソンのGT-S650というスキャナーだが、2016年5月上旬に買った時には8963円だったのが現時点で9282円になっていてそういった価格変動にも注意が必要だがとにかくこんなのを1台買っておけば十分。まず5年前後は持つだろうからその間にあんな書籍こんな書籍をぶんぶんスキャンし放題だ。こんなことはさすがに文系研究界で認識されており、買った本は次から次からスキャンする(もとい、TAの青年にしてもらう)先生や、スキャンするためにためらわず裁断してしまう先生などもおられる。どちらもドイツ文学関連の方ではないが。
で、このGT-S650だが、写真を扱うぐらいのレベルの代物だから9000円前後もするのだが、これはケチらんでよかったことが後に判明する。スキャナーは金に糸目を付けずに買ったほうがいいだろう。どうせ元を取りすぎるぐらい取るのだし。と言って別に安物というのもAma上ですぐには見つからないのだが、何が言いたいかというと、プリンターと一体型のスキャナーの別に旧型でも安物でもないもの(使用時2017年時点)を使ったことがあるが、それはヒドいもので、仕様のしょぼさは固より、悪夢のような低画質なのである。Fazit:1万以上のスキャナー自体を買うことにしよう。で、このGT-S650だと、「グレー」の300dpiに設定してスキャンしたら書籍見たままに近くしかもテキスト検索も付けれれる(それ以上の品質でスキャンして容量デカくなりすぎるのも問題)からこれでスキャンすることになるのだが、その辺は、自身で買ったスキャナーによって、容量と相談しながら、いや何よりもググって色んな記事を参考にしながら、試行錯誤してdpiやカラーやその他の設定を決めていくことになる。(とは言え、モノ黒あるいは白クロのスキャンだけはさすがにやめといたほうがいい。本当に字たる字だけが画像化されることになる。まあ詳細はggrks。)
スキャンの手間だが、自分だと、橋本文夫『詳解ドイツ大文法』、それ以上にAndreas Heusler: Deutsche Versgeschichteが一番時間がかかったが、頁数からしてそりゃそうだ。もし買った本でも裁断できると言うのなら、したほうがいいだろう。ペラペラの紙をスキャンしていくのは著しくラクであるし、本を押さえ付けるのと違って平らで綺麗な面になる。そりゃそうだ。

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