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京都大学ドイツ文芸表象論(奥田)研究室
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第34回・文系研究者の環境~自作PC編③~(松波烈)

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今回はこの記事で作成したPCデバイスのCPUクーラーを交換するという記事になります。

 

付属の純正クーラーが、ちょっとした負荷ですぐに唸りを上げるものだから、

Cooler Master Hyper H412R サイドフロー型CPUファン [Intel/AMD両対応] FN1179 RR-H412-20PK-R2(2020/02/13購入時価2200円)

に交換する。

こういったPCパーツ系の記事でよくある商品の記念撮影をまずしておく(なお、撮影はすべてGoogle Pixel 4

中央のモノが届いた商品で、右端が取り外したリテールクーラー。

梱包内容の中にある取り付け用の部品たちがこのよう

であるのだが、全部は使わない。今回はIntelのLGA 1151のソケットということで、このソケットなら、上画像のうち左図のものたちを使わない。

左図の部品たちは不要なゴミになってしまう。PCパーツ(のみならず組み立てものは何でもそうだろうが)は得てしてこうで、結構たいがいしっかりしているように見えるネジやマウンタなどであっても本当に使わないのだから不要になってどうしようもなくなるものである。

いちおう左図部品たちはAMDのソケットに使う部品ではあるから、将来AMDのCPUに流用する可能性があるなら、捨てずに取っておいてもいいかもしれない。

とはいえ、このような安クーラーをものもちさせても仕方ないものではある。将来別のCPUを買えばそれに応じてファンも新しいものに手を出せばいいのである。自分が新しいことを学ぶ上でも、そして経済を回すうえでも、ものもちとか大事にする使い方とかは、悪にしかならない。

さてにとにかく、上画像の部品の中から左画像の部品たちをあらかじめ除いておくと、1151用の部品を確保したということになる。部品でごちゃつくことがなくなる。

ところで上画像の左端に付属グリス(の注射器)が見える。今回もCPUグリスはここで書いた使いきれなさそうな量の安シリコングリスにするつもりだったが、明らかにこの付属のほうが質が上そう(イメージです)だから、こっちを塗ることにする。ただ、上述リテールクーラーの不調が安シリコングリスに依るものだった可能性も万一もしかしたらあるかもしれない(このPCで使ってて一切不調なかったのだから、そんなワケがないのだが)ため、安シリコングリスを塗って本クーラーに替えて様子を見るという問題切り分け作業をしないといけないのだが、しかしながら、もうめんどかった。

上画像に見るように説明書が付いていて、そうザルなものでもなく、書いてる通りに作業していけばいい。なお、この説明書だが、ソケット1151は「115x」と表記してあるから「115x」の箇所を見るように

ただイラストがおかしくて、例えば右画像で「E」と書いてある部品だが、こんな形ではなくてもっと長いし見た目金属の棒である。

その「E」をこの手裏剣のようなものに4本とも全部挿して裏返してみると、右画像のようになるわけである。この「E」取り付け周辺の作業が説明書を解読させられるところとなり頭絞るところとなりそこそこ難儀である。

そこでさらに難儀にややこしいことを言うことになるが、この状態になっているところで「E」が「F」のくぼみにメリ込んでいるようにしないといけない。それは左画像に見る通り。上がメリこんでいて、下がまだメリ込んでいない。

このようにメリこまさなければ、マザボの裏側の4穴に4つの「E」が通らない。

なお、CPUクーラー取り付けでマザボを取り外す必要が言われるが、本商品は、マザボを取り外なくても取り付け作業ができる。マザボの裏に上画像の手裏剣的ブツをくっつけるだけのこと(4穴に4棒を挿すこと)である。

画像で示すと、右のような具合になる。PCにおおいかぶさって真上から撮っているところだが、PCケースのパネルを外してマザボの裏側を露出させればいいだけのことである。

ただし、この4棒に、マザボ表面で、クーラー側についてるネジを差し込むのだが、これが多少てこずることにはなる(なお、クーラー側に部品取り付ける作業は、ぜんぜん難でないし、説明書のイラストも6割方正確なので、割愛)。

というのは、この手裏剣は、刺さっても、別にそれでは固定されているわけではなく、グラグラしたもので、棒が穴からすぐにすっぽ抜けるというものなので、この手裏剣をマザボ裏でぐっとシッカリ押さえておいてその上でマザボ表側で4ネジと4ネジ穴を合わせていって締めていくということをすることになるからである。

ちなみにそのネジとネジ穴だが、左画像の通り。

青で囲ったネジを青で囲ったネジ穴に、赤で囲ったネジを赤で囲ったネジ穴に、残り2ネジ+2ネジ穴は見えていないが勿論ある。これらのネジ穴はもちろん上記の「E」。

そしてこの押さえるというのを誰がやるのかということになる。つまり、2人で作業したいことになるのである。

とはいえ、今は1人だ。そしてこの手裏剣を押さえておけれたらそれでいいのだから、自分などは、適当な物体を手裏剣と壁の間に挟むつっかえ棒にして、そうやって押さえておいた。

つまり、何とかなった。つまり、所詮CPU空冷クーラー、そこまでしんどいものはない。

こうしてクーラー本体をマザボに固定して、さらに、商品開封時には付いているファンを説明書に従ってクーラーから外した上で作業していたから、それを元通り付けて、完成。

取り付いたところで真上から撮影すると、右図のようである。

見ての通りM.2その他の何にも邪魔にはなっていない。リテールよりはずっと大柄なクーラーだが、マザボ上の何にも干渉はしない。これがこのように収まるケースやマザボが何なのかは、上に貼ったリンク先に明記してある。

 

取り付け後に電源付けてからの動作はいたって正常、もちろん静音は静音。UEFIでファンスピードを「Silent」にしてるとほぼ無音(それでCPU温度29℃台)。「Full Speed」にしても、まあまあ音が鳴っているなという程度。

この時には、後の惨事など思いも付かなかった。

 

 

<取り付けの3ヶ月後の後記>

グリスの様子を見ようとした。上でマザボ裏で手裏剣支えとく云々を書いているが、これは、このように手裏剣をガムテープ等で固定すればいいだけだということが分かった。

というイイ話なのではない。今回の作業は、イイことがわかったウマイ話ではない。この手裏剣側のネジとクーラー本体側のネジとだが、1本、外れなくなった。最初にクーラーを外すのは簡単だったのだが、グリス塗り直しもしてさあ取り付けて、ネジを締めようとすると、締まり切らない1本がある。外そうとして緩めると、まったく外れない…。(それにしても締めると緩めるてどっちがシメてるのかユルめてるのか読みにくい。ユルメのレイデ。)

自分は地球でも5億本の指に入るDIY大嫌い大苦手人間であって、ネジがどうなってるのかの見当も知識も経験もあるわけがない。冷静になることも出来ず、1時間ぐらいひたすらドライバーを回しペンチや指で力いっぱい引っ張りマザボを歪め汗を吹き辛酸を舐めていた。

本当に、気が気でなかった。人生最悪の日にはなった。クーラーが除去できないとCPUに何もできない。安クーラーのたかがネジ1本ごときで、総額ウン万円のマザボ全体がおじゃんになりそうなのである。そんな地獄 あっていいのか。

結局、上画像の手裏剣のプラスチック部分を引き千切りながら金具を露出させて、この金具つまり部品E(上掲画像)の頭をペンチで固定しながらネジをドライバーで回すと、取れた。つまりネジ穴とネジが一緒に回るという、普通にモノいじりする人ならよく知ってるあるあるなのであった。だからプラを破壊などしなくても始めから(マザボ側でつかめる)金具を固定して回していればよかったのである。

実際、この後取り付けてネジを回すと、この部分のネジはネジ穴ごと回るものになっているのだから、(マザボ側でつかめる)金具を固定して回すしかないようになっている。どういうことかと言うと、(後日、次回記事でのサイズ超天に換装するときに撮ったものだが、)左図のようなことである。

もちろんプラスチック引き千切り以前にそうなっていた事柄である。

いずれにせよ、上記のようにガムテープでもつかえばバックプレートが押さえれるので、Cooler Master Hyper H412Rは、Amazonのレビューでこぞって言っとるのと違って、マザボ取り外さなくても別に取り付けできる

ただ、他のレビューにはよく知ってる人も居て、今述べているネジ外れない地獄など、どういったものであるのか、こういったレビューや他にこういったレビューで説明されてしまっている。

当地獄は、このお2人が言っているように、「バックプレートの雌ねじ固定部分の窪みが破損」したということであり、その原因は、「固定用のカバーをしっかり奥まで嵌めないで」いたわけではないにしても結局「土台の部分が回転し、プラスチックのバックプレートを破壊」したことよる。(それにしてもよく知っている人たちで、片方の人など、自分には正体不明だった高級そうなグリスの品質まで書いている。)

実際、後日に、次回記事でのサイズ超天に換装するときに撮ったものだが、右図のように無残な状態になっていた。ただし他の3穴も劣化していた。プラスチックで金具を支えるのは無理がある。ネジを自分のように力いっぱい締めると、誰がやってもこのような事態になる。

当時は冷静でなく惜しくも撮影していないが、部品E露出時に手裏剣プラスチック(つまり部品H)が粉を吹いていたものである。小1時間バックプレートを削り節していたわけだ。

このような惨状になると、Hyper H412Rがイヤになってくる。バックプレートを買ってもよかったが、クーラー側のオスネジがマザボ裏まで届くだろうかという懸念がある。部品Eのようにメスネジがマザボ裏からCPU側に数cmも入ってこないといかんのではないのか。オスネジ側が短すぎてマザボ裏まで届かんということはないか。それも、換装時に確かめたらよかったのだが、忘れていた。

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